ロングセラー商品の「たべっ子どうぶつ」をご存じでしょうか?こういったお菓子の商品は関東や関西などの地域によっては売ってないということもありますが、私にとっては小さい頃から馴染みのあるビスケット菓子です。ですが今回みかけたのはたべっこどうぶつのラムネということで「ラムネなんてあったっけ?」と思いましたが、コンビニなどではグミやビスケットのシリーズで少し高級感のあるチーズ味といったものを見かけており、様々な展開をしているようです。

ところでこの動物たちのイラスト、印象がどことなくレトロな感じがしませんか?パッケージの動物たちについては幼いころから印象が変わっていないのですが、調べてみると2023年に発売45周年の頃に少しイラストが変わったみたいです。(様々な記事から得た情報なので確証ではないのですが、少なくとも最初の発売から今日までにイラストはマイナーチェンジしているようです。)
丸みのあるフォルム、カラフルな配色(特にカバとネコがピンクだったり、ゾウの耳がオレンジ、ライオンの鼻に緑があるのもいいアクセントになっていますね!)がオリジナリティある動物キャラクターになっています。

私の記憶ですと、恐らく45周年あたりからこの動物キャラクターたちがグッズ展開をしていたり、動物たちが着ぐるみでパレードをしていたりと、目立っていたように思います。今年の5月には映画化までされており、ここ数年で大躍進を遂げていますね。
ここ最近「平成レトロ」とまで言われるようになってきましたが、その辺りのブームも相まってたべっ子動物の人気が高まったようにも感じます。
最近はたまごっちが再びブームになっていたりと、カルチャー方面ではまた新しい流れを感じています。

先日のコラム「古いイラストって?」という記事に合わせて、古い=価値が低いということではないヒントになるのではないかと思い、たべっ子動物について取り上げてみました。「自分のイラストアップデートしないとな…」と焦る気持ちがあるイラストレーターさんがいるかもしれませんが、そこは意外と今のテイストはたまたま時期が合わないだけ…なんてことがあるかもしれませんね。


ところでラムネですが、パッケージからは想像できなかった小ささと厚みでした。たべっ子動物のビスケットの型をそのままにしたラムネを想像していたので、実際に買って初めて分かることがあるなと思いました。